青の洞窟ツアー参加前の注意事項と病歴確認-Part4-

青の洞窟ツアー参加前の注意事項と病歴確認-Part4-

筆者紹介:ONOKA(沖縄在住)
青の洞窟インストラクター
ガイド歴20年/潜水士/2児の母
夏の沖縄が大好き。猫好き。
 
ONOKA

Part4の記事は参加前に必ず確認してほしい注意事項についてです。

博士

参加当日に申込書で確認があり該当するとツアーに参加できません。

必ず参加者全員に事前確認しましょう。

当日キャンセルは料金100%支払いとなります。

・青の洞窟ツアーの年齢制限を超えた。
・一緒に参加する方が病歴確認に該当してしまった。
・診断書の持参を忘れてしまった。
・宮古島・石垣島の青の洞窟と勘違いし予約。
・参加時間を間違えて集合時間に間に合わなかった。
・体験ダイビングは帰りの搭乗日はNGです。

こちらがよくある当日キャンセル料金が発生する事例です。参加前にしっかり確認し何かあれば必ず事前にショップへ相談しましょう。本記事では青の洞窟ツアーに関する注意事項をお伝えいたします。

ONOKA

全てキャンセル料金発生するので気をつけてくださいね。

青の洞窟ツアー年齢制限について

各ダイビングショップによってシュノーケリングと体験ダイビングに年齢制限があります。ツアー参加前に必ずご確認ください。こちらは目安にしてほしい基本的なダイビングショップの年齢制限です。

一般的な青の洞窟ツアー年齢制限

※0歳〜3歳のお子様が参加できる青の洞窟ツアーを開催しているダイビングショップもあります。

※青の洞窟には行けませんが浅い水深でキッズダイビングとして8歳〜9歳のお子様が参加できるツアーもあります。

青の洞窟ツアー参加前病歴確認

シュノーケリングや体験ダイビング参加前は各ダイビングショップの申し込み書にて病歴確認があります。病歴該当者はツアーに参加できない可能性もありますので、参加者全員に必ず事前確認ください。

またツアー開催ショップによって病歴確認内容は異なりますので、一概には言えませんが下記内容に少しでも該当していると(症状の重軽度関係なく)医師の診断書持参でのツアーご参加又は、ツアー安全対策上ご参加いただけない可能性もあります。

病歴該当者はショップに連絡しましょう。

  • お薬を服用されているお客様
  • 心臓疾患・てんかん・発作・痙攣
  • 糖尿病、高脂血症、高血圧
  • 喘息、慢性気管支炎、肺気腫、気胸
  • 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血
  • 中耳炎、内耳炎、外耳炎、メニエール、蓄膿
  • 現在妊娠中、又はその可能性の有るお客様
  • ストーマ患者のお客様
  • 上記以外での疾患、又は現在通院しているお客様
  • 体験ダイビング参加当日にお帰りの飛行機搭乗をするお客様
博士

該当者は診断書持参で参加できるかショップに問い合わせましょう。

取得した診断書を当日忘れてしまった。

診断書を持参して青の洞窟ツアーに参加する予定の方は必ず忘れないようにしてください。

健康体であっても50歳以上は診断書の提示を求められる場合がありますので、予約するダイビングショップのツアー詳細はしっかりとご確認ください。

ネコちゃん

うっかりさんだね〜。

宮古島や石垣などの離島にも青の洞窟あります。

離島(宮古島や石垣)の青の洞窟と間違えて、沖縄本島青の洞窟ツアーをご予約されるお客様が増えています。

原因としては宮古島の青の洞窟を検索しても、沖縄本島の青の洞窟ツアーが有名なので検索サイトへ間違って表示される場合がある為です。開催される場所をしっかりご確認の上、ご予約お願いいたします。

前日、当日キャンセルは料金が100%発生する場合もあります。沖縄で1番有名な青の洞窟は沖縄本島恩納村の真栄田岬です。

ONOKA

石垣島の青の洞窟と間違え予約がスゴイ増えてます。

予約した時間に間に合わない(チコクしてしまった)

沖縄は渋滞がとても多いので、ナビ通りの時間で向かっても集合時間に遅刻してしまうこともあります。

ショップ側に予約の空きがあれば時間変更も可能ですが、ほとんどのショップは限られたインストラクターで開催していますので変更できない可能性もあります。参加時間には十分余裕をもって選んでください。

ネコちゃん

時間に余裕を持って安全運転。

体験ダイビング参加日に帰りの飛行機搭乗はNG

博士

潜水病の危険性があるためダイビング後の飛行機搭乗にはルールが定められています。

ネコちゃん

潜水病ってなにかな?

潜水病(減圧症)について

ダイビングに使用するスクーバタンクの空気には窒素が含まれています。水中に潜ると周囲の圧力が高くなり、その状態でダイビングを続けると血液中に窒素が溜まります。

窒素が溜まった状態で飛行機へ搭乗し、気圧が低下すると血液中の窒素が気泡となります。この状態が潜水病(減圧症)です。症状としては筋肉痛、関節痛、意識障害など様々です。

体験ダイビングは比較的浅めの水深です。潜水ルールに従いレクリエーションダイビングを楽しんでいるので減圧症についてはほとんど気にする必要はありません。

ですが最大限安全を考慮し参加当日の搭乗NG、又は12時間の待機時間を設けるダイビングショップがほとんどです。

帰りの飛行機搭乗によりキャンセルも多く発生していますのでご注意ください!


ONOKA

ここまででPart4記事も終了です。とっても長かったけどネコちゃんも頑張ったね。沖縄青の洞窟について色々分かってくれたかな?

ネコちゃん

そうだね。よく頑張りました!

博士

青の洞窟ラボサイトでは青の洞窟に関するお役立ち記事を毎週更新しています。またどこかの記事でお会いできること楽しみにしています。

どうもありがとうございました。

【重要】青の洞窟ツアー予約前に必ず確認してほしい記事