本記事では、青の洞窟ツアー中のサメ被害について解説していきます。

沖縄青の洞窟サメ被害

沖縄本島でも数年に1回はニュースになるサメ被害。すこし前に沖縄本島でも有名漫画家の方がサメの被害に遭われています。しかし遊泳中のサメ被害だったかどうかは明らかになっていません。

サメはとても凶暴で人を襲うイメージの方が大半だと思います。真栄田岬でもサメの目撃情報は毎年あります。

そうなると皆様が気になるのは、青の洞窟ツアーでサメはいるのかいないのか、危険な事があるかどうかではないでしょうか。

先に結論から申し上げますが、青の洞窟ツアーガイド歴20年の私は青の洞窟ツアーでサメに遭遇したことは1度もありません。

もし遭遇しても焦らず大丈夫です。危害さえ加えなければサメの方が逃げていきますので安心してください。

それではなぜ青の洞窟ツアーでサメ被害はないのかを解説していきます。本記事を確認いただければ青の洞窟ツアー中にサメを心配することはありません。

実際に真栄田岬海域でサメが釣れることや、真栄田岬からサメの目撃情報もありますので間違いなく生息しています。真栄田岬からサメが目撃されているので数百メートルの距離にサメがいる場合もあります。

真栄田岬に近づいてくる危険なサメはイタチザメ、オオメジロサメ、ホホジロサメあたりですがそのほとんどは目撃されたことはなく、比較的おとなしいネムリブカだけ真栄田岬海域でダイビング中に見かける事はあります。

サメが生息しているポイントと青の洞窟ツアー（洞窟の入り口）は正反対の方向となっていますので、青の洞窟ツアー中に近づくことは絶対にありません。

ですので基本的に青の洞窟ツアーのダイビング、シュノーケリングではサメを見れることはありません。

ダイビング中に他の海域でサメに遭遇したことはありますがどのサメもすぐ逃げていきました。

ダイバーの出す泡や大勢の人は、目がとても悪いサメからする得体の知れない恐怖の対象です。サメはとても臆病な生物です。

真栄田岬には多くのダイバーや観光客のシュノーケリングツアーで人が大勢います。真栄田岬にサメがいても絶対に人に近づいてきません。青の洞窟ツアーが開催されてからサメの被害は1度もありません。

サメの目撃情報があるとボートを操船している漁師がサメを釣り上げ駆除をする場合もあります。

青の洞窟はボート・ビーチのツアーがあります。ボートのエンジン音は水中にとても大きい音で響くのでサメは確実に逃げていきます。またボートは青の洞窟前まで行きますのでサメが生息する真栄田岬のポイントとは距離が離れます。

ここまで読んでいただければ青の洞窟ツアーでサメを心配する必要はないのがお分かり頂けたと思いますが、念の為に一般的にサメが近づいてきやすくなる要因もいくつかピックアップいたします。

サメが近づいてきた時の対処法

青の洞窟ツアーは絶対にサメから危害を加えられる事はありませんが、念の為サメが近づいてきた時の対処法を紹介いたします。

通常であればサメから逃げていきますので、慌てずにその場を離れるだけで良いですが、なんらかの理由で近づいてきたり、グルグル近くを回遊された場合は攻撃対象になっている可能性があるので、人数がいるのであれば水中で大声をだして威嚇するのも有効です。

シャークバンズ・・強力な磁石が水中で磁気を発生させ電気や磁気に反応しやすいサメはその磁気によって近づいて来なくなります。

青の洞窟をガイドして20年で、朝から晩まで何度も青の洞窟に行ってますがツアー中にサメに遭遇したことは1度もありません。サメからの被害は0%！まったく心配しなくて大丈夫です。

安心して青の洞窟ツアーをお楽しみください＾＾