高齢者の青の洞窟ツアー参加について
青の洞窟インストラクター
ガイド歴20年/潜水士/2児の母
夏の沖縄が大好き。猫好き。
沖縄本島青の洞窟は海がとても穏やかな日と、そうではない日があります。
波が高い日は泳いでいる最中に水中・水面で体が揺られてしまい、波酔い等により体調を悪くする時もあります。
風向きと風速によって様々な海洋状況となり、体力的に若い方でもかなりキツイ海になる場合もあります。高齢者の方では尚更大変と思います。
本記事では高齢者の方が参加する時に特に気にしてほしい青の洞窟ツアー注意点をご紹介いたします。
青の洞窟ツアー参加前の注意事項 ↓
- 病歴該当がなく健康体の方でも50歳以上で診断書が必要になる場合があります。
→診断書が必要な年齢はダイビングショップ毎に異なります。予約するダイビングショップに問い合わせしましょう。
- 通院中、お薬服用の方は必ず診断書が必要です。
→診断書があっても参加できない可能性もあります。予約するダイビングショップに問い合わせましょう。
- 高波の案内がある場合は、参加を再検討しましょう。
→全員不参加ではキャンセル料も多額に掛かるので、自身のみ不参加も考えるの良いでしょう。
下記内容を解説 ↓
- ツアー参加前の年齢制限・病歴確認について。
- 無理をして参加は絶対にNG。
- 高齢者へおすすめする参加時期(ベストシーズン)
ツアー参加前の年齢制限・病歴確認について
青の洞窟ツアーはかなり体力を使うアクティビティで場合によっては危険を伴います。参加年齢制限は各ショップごとにあります。大体の年齢制限は以下の通りです。
年齢制限
青の洞窟シュノーケリング
〜60歳
青の洞窟ダイビング
〜55歳
※青の洞窟ツアーは健康体であっても50歳以上で診断書の提示を求められる場合もあります。
高齢者のダイビングについては年齢制限は基本的になく、元気であれば何歳でもダイビングは可能で海でも自由に遊べます。しかし青の洞窟ツアーに関しては初心者のダイバーも多い為、ショップ側で年齢制限を設けています。
病歴確認
青の洞窟ツアー参加前に免責同意書(ツアー参加申込書)へサインが必要です。
その際に病歴確認(喘息、高血圧、その他生活習慣病、通院歴等)が細かく記載があるので、こちらに該当される場合はツアー参加NGです。当日キャンセル料が発生します。健康体であっても50歳以上で医師のサイン付きでの診断書提示を求められる場合もあるのでツアー詳細はしっかりご確認ください。
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無理して参加は絶対にNG
小さいお子様も参加できる青の洞窟ツアーではありますが、青の洞窟は波が高くなることが多いポイントです。
高波の日のシュノーケリングやダイビングはとても体力を使いますので、体調が良くない場合等は参加をおすすめできません。小さい子が参加できるのはとても海の状況がよく、波がない時のみを判断してダイビングショップが開催している為です。
波の状況はダイビングショップ側しか分からないので、当日波が高い案内があれば不参加も検討しても良いでしょう。おすすめの参加時期はやはり南風が多く、真栄田岬の海洋状況が安定する7月〜9月ではないでしょうか。
高齢者へおすすめする参加時期(ベストシーズン)
青の洞窟は南方向の風向き以外は波、うねり、風波が発生しやすいダイビングポイントです。沖縄の梅雨は平均的に6月後半にあけます。
そこからが本格的なベストシーズンです。太平洋高気圧が張り出し、沖縄には心地の良い南風が吹きます。青の洞窟には台風がない限りほぼ毎日行けます。ほとんど波もないのでとてもアクティビティを体験しやすくなりますので、その時期に青の洞窟に行くことをおすすめしています。
初心者にも向いている青の洞窟ツアーですが、時として予想以上に荒れることもあります。体調はしっかり管理し安全第一でご参加ください。
せっかく参加するなら素晴らしい青の洞窟の思い出となってほしいので、しっかり注意事項を確認しシュノーケリング、ダイビングを楽しんでください^^
以上が高齢者の方の青の洞窟ツアー注意事項です。