青の洞窟はまったく泳げなくても問題なく行けます。

青の洞窟はまったく泳げなくても問題なく行けます。

筆者紹介:ONOKA(沖縄在住)
青の洞窟インストラクター
ガイド歴20年/潜水士/2児の母
夏の沖縄が大好き。猫好き。
ネコちゃん

楽しみたいけど泳げないと不安だな。今回もよろしく。

ONOKA

大丈夫!泳げなくても青の洞窟ツアーは楽しめるよ。

博士

沖縄の海で手軽に遊べる青の洞窟は初心者の方やお子様にもとってもピッタリなポイントです。今回はまったく泳げない方でも安心して楽しめる様に青の洞窟ツアーに関してONOKAと一緒に解説していきます。

青の洞窟ツアーに参加しようと思っているけど、泳げないし不安だなと考えている方。

大丈夫です!青の洞窟ツアーは泳げなくても問題なく参加できます。

本記事では泳ぎが苦手な方、初めての参加の方に向けて泳げなくても大丈夫な青の洞窟ツアーを紹介します。

泳げなくても行ける青の洞窟

泳げない子が浮き具に掴まってシュノーケリングをしている。

青の洞窟は真栄田岬の崖沿いにあります。入り口はとても狭くボートなど小船で入ることはできません。必ず泳いで行く必要があります。プールや海遊びなどは泳げない方は浮き輪を使ったりして遊ぶと思いますが、青の洞窟のアクティビティ(シュノーケリング・体験ダイビング)は浮き輪を使ったりはしません。泳げない方は青の洞窟ツアー参加前に多少は不安があると思います。

青の洞窟シュノーケリングが泳げなくても大丈夫な理由。

博士

ツアーに参加すればインストラクターが一緒に泳ぎます。

浮き具所持のインストラクターが同行。

浮き具に掴まったままプカプカ浮いた状態でも青の洞窟まで引っ張っていってくれます。

ネコちゃん

それなら大丈夫だな。

ONOKA

せっかくなら浮き具から手を離すことも挑戦してね。

ライフジャケット

ライフジャケットは必ず着用します。

浮き具から手を離した時に泳げなくても大丈夫です。体はプカプカと浮きます。青の洞窟ツアーはお子様も参加できるツアーです。

ネコちゃん

泳げなくても沈まないなら安心かな。

ONOKA

足ひれを使って泳ぐのも案外簡単だったりするよ。

足ひれ(フィン)

足ヒレを付けているので足を動かすだけで青の洞窟まで行けます。

泳げない方が1番怖い体が沈んでしまう不安はありません。せっかくのシュノーケリングですので足ヒレを付けています。足をゆっくり動かす(バタ足)だけで前に進めます。

シュノーケリングの時に使用する器材の足ヒレは泳げない方にはとても役立つ素晴らしいシュノーケリング器材です。下記リンク先では安くて頑丈なプロおすすめのシュノーケリンググッズを紹介しています。シュノーケリングに必要な道具が全て揃います。

ネコちゃん

そんな簡単に泳げる様になる?

泳げない方も泳げるようになります。

ライフジャケットを着用して泳ぐ姿勢でプカプカ浮きながら足をパタパタするだけで簡単に前に進みます。

ツアー最初の慣れない時はインストラクターの浮き具に掴まって進む方向も調整してくれますのでゆっくり練習もできます。泳げない方でも簡単に青の洞窟に到達することができます。そしてもう一つ泳げない方が気にするところは息継ぎではないでしょうか。

シュノーケルを使えば息継ぎもとっても簡単です。

ONOKA

ゆっくり息を吸ってゆっくり吐くだけ。

シュノーケリングの際にマスクとセットで使用する器材がシュノーケルです。

シュノーケルを使って呼吸をするので、クロールや平泳ぎ等の泳力ありの息継ぎ方法ではありません。顔をつけたままで息を吸ったり吐いたりするだけです。これもインストラクターの浮き具に掴まってゆっくり練習することができます。

鼻から水は入りません。

シュノーケリングの時に使用するマスクは水泳で使うゴーグルとは違います。鼻まで覆いますので鼻から水が入ることもありません。

泳げなくても「沈まない」「前に進める」「息継ぎも簡単」「インストラクター付き添い」これらの内容によって泳げなくても安心して青の洞窟に行けます。

ネコちゃん

シュノーケリングは大丈夫な気がしてきたよ。

博士

それなら良かった。次は泳げなくても大丈夫なダイビングについてです。

泳げないけどダイビングに挑戦

泳げないけどせっかくの沖縄旅行です。よく動画で見る海の中の世界に行ってみたい!その一歩踏み出す勇気の後押しとなれば幸いです。

ダイビング参加を考えている方はこの先の泳げなくても大丈夫な体験ダイビングを読み進めてください。

ダイビングに初めて参加されるお客様であれば、体力を温存してダイビングツアーに参加できる青の洞窟ボート便がおすすめです。

泳げなくても大丈夫な体験ダイビングについて

博士

専属のインストラクターがサポートします。水中ではインストラクターとずっと一緒です。

泳ぐこと自体が苦手なのに、はたして体験ダイビングまで参加できるのか。

答えはYESです。

ダイビングはとても難しそうなイメージがあると思いますが、体験ダイビングではダイビング器材のややこしい扱いはインストラクターが全てやります。(器材の操作までやりたい方は体験ダイビングではなくダイビング免許を取得しましょう)

体験ダイビングでやることは3つだけ!

「ゆっくり呼吸」「耳抜き」「泳ぐ気持ち」コレだけでOKです。

この3つだけはインストラクターが変われませんのでお客様にお願いしています。

白い水中マスク

1つ目 体験ダイビング中の呼吸方法について

ONOKA

息は口から吸って口から吐いて♪

1つ目のやる事はダイビング中の呼吸です。呼吸方法は口呼吸のみとなりますので鼻呼吸はできません(ダイビングマスクは鼻まで覆われているので鼻から息は吸えません)。

タンク中の空気は呼吸器(レギュレーター)を通して口から呼吸をします。口から息を吸って、吸った空気は口から呼吸器に向けて吐きます。

インストラクターが水中を初心者ダイバーの手を引いて泳いでいる。

呼吸方法で大事なポイント(コツ)

博士

吸った空気は全部吐き切ってください。コレ重要です。

ダイビングの呼吸でもっとも大切な事は息を吐く事です。息を吸うより吐く方がとても重要です。

初めてのダイビングはドキドキして息を吸うばかり意識し吐く事を忘れます。簡単な事ですが息は吐かないと吸えません。体験ダイビングで呼吸が苦しい場合の原因は吐けていない事が多いです。

ダイビングの呼吸方法のコツ

「息を吸う3割」「息を吐く7割」これぐらい意識すると苦しくなく呼吸がスムーズにできます。ダイビング中に呼吸(息)を止めたりしません。

ダイビング器材 レギュレーター

呼吸中によくある知っておいて欲しい事。

呼吸に関して知っていれば焦らないで落ち着いて対処できる内容です。

ダイビング中に呼吸をしていると口の回りから海水が侵入してきます。これは熟練のダイバーでも必ず水が入りますのでそこは安心してください。入ってきた水は排出すれば良いだけです。※排出しなくても口の中が水でいっぱいになることは絶対にありません。普通の呼吸だけでも水はでていきます。

排出の仕方はとっても簡単です。息を勢いよく吐くだけです(ブラスト法)。または上記画像の呼吸器前面についてあるパージボタンを押すだけ(ボタンの箇所とやりかたはインストラクターが必ず説明あります)

息を吐く(ブラスト法)

ダイビング中に呼吸器へ息を吐くだけですが、いつもより強く息を吹くと水は排出されます。

パージボタンを押す(パージ法)

呼吸器全面のボタンを押すと自分で息を強く吐くように呼吸器内に強制的に勢いよく空気が入ります。この空気の勢いで水が排出される仕組みです。

どちらかの方法で簡単に水を出す事ができます。

ネコちゃん

呼吸方法のコツは吸うより、息を吐く!

ダイビングインストラクターが耳抜きの手本を見せている。

2つ目 体験ダイビング中の耳抜きについて

2つ目は耳抜きです。

耳抜きとは水中に潜ると圧力の影響により耳の鼓膜が中へ押され、鼓膜の中と外で圧力差が生じます。そのままにしておくと痛みとなりますので圧力を均等にします。この行為を耳抜きと言います。

飛行機に乗ると耳がキーンとなり、詰まった感覚と同じです。(飛行機の下降時が圧力が下がるのでダイビングと同じ現象です。)

耳抜きのやり方もとっても簡単です。

1、鼻をマスクの上から親指と人差し指でしっかり(鼻から息が漏れないように)摘みます。

2、そのまま鼻にゆっくりと息を送り込む。

これだけで耳抜きができます。

これは陸上でも練習することができます。事前に練習しても効果があります。陸上で耳抜きをすると耳の中でピキピキやググッと音が聞こえます。これが耳抜きです。

耳抜きの大事なポイント!

・水中で泳いでいると深さは深くなったり浅くなったり変化します。その度に耳に違和感を感じますので、耳抜きは違和感を感じた際に何回もこまめに必要です。

・耳抜きは痛くなってからでは遅いです。ポイントは痛みを感じる前で違和感を感じた時に耳抜きです。

(痛みがでてから耳抜きをできますができるだけ快適なダイビングが良いので、こまめにしっかり痛くなる前に耳抜きをしましょう)

博士

ゆっくり落ち着いて、多少耳抜きが遅れても鼓膜に異常はありません。

ここまで知っていれば体験ダイビング前にもう一度インストラクターから説明があります。復習して慌てずに水中世界を楽しむことができます。

最後の一つは泳ぐ気持ちです。

3つ目ダイビングで必要な泳ぐ気持ちとは?

ネコちゃん

楽しめれば怖さも少しはなくなるよな。

泳げなくてもぜんぜん大丈夫ですが、泳ぐ気持ちを忘れずに水中ではしっかりバタ足(太ももから上下に動かす事を意識)をしましょう。それだけで水中でのバランスがとても良くなります。

ダイビングのタンクは10キロ以上の重さがあるので、足を動かしてある程度はバランスを取らないと斜めになったり横向きになったりします。

泳げなくてもインストラクターが支えますし、バランスが取れなくても立て直します。大体のことは専属のインストラクターにお任せで大丈夫です。

ダイビングで1番大切な事はダイビングを楽しむ気持ちです。

青の洞窟体験ダイビングのツアーについてこちらの関連記事でもう少しサポートしています。さらに不安が解消されダイビングを楽しめます。

ドキドキしたり怖かったり初めてのダイビングです。それはしょうがない事です。それよりも水中世界を楽しむワクワクする気持ちを持ってダイビングを楽しんでいただければと思います。

沖縄青の洞窟へぜひ遊びに来てください^^